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Xでこんなポストを見かけました。
「高校卒業後、英語圏の大学に行きたかったけど父が反対して学費を出してくれなかった。奨学金もよくわからなくて結局断念。休学して病んで、今でもあの時ちゃんと調べていれば…って後悔してる」
「もし、あのときちゃんと調べていたら…」
この“モヤモヤした後悔”って、本当にしんどいグレーゾーンですよね。
お金の問題だけじゃなくて、
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親にどう説得すればよかったのか
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奨学金って実際どれくらいもらえるのか
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返済しないでいいものと、そうじゃないものの違い
そういう情報がバラバラに見えてくるからこそ、「よくわからないし、もう諦めるか…」で止まってしまう人がたくさんいます。
「私も奨学金情報がわからず帰国を考えたけど…」ある留学生の話
ある留学生(仮名)は、日本の大学に通っていて、英語圏の大学への編入を真剣に考えていました。
でも、こう話してくれました。
「私も奨学金情報がわからず帰国を考えたけど、
ちゃんと日本語で整理してもらったら、『使える制度、意外とあるじゃん』って分かって。
そこから親とも冷静に話せるようになりました。」
彼女がつまずいていたのは、
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奨学金サイトを見ても専門用語が多くて頭に入ってこない
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給付(返済不要)と貸与(借金)の違いがごちゃごちゃ
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「自分の成績や英語力で本当に出せるのか?」がイメージできない
という“情報のグレーゾーン”でした。
実際に一緒に整理してみると、
「今の成績ならまずJASSOの◯◯にチャレンジ」
「その上で、民間財団の△△と□□を“ダメ元でもいいから”出してみよう」
という具体的なプランに落とし込むことができました。
大事なのは、
「お金がない」より前に「情報がない」状態で諦めてしまわないこと
なんです。
2025年の今、日本から使える主な「返済不要」奨学金
ここでは、2025年時点で日本から海外留学に使える、代表的な給付型(返済不要)の奨学金をいくつか紹介します。
※金額や条件は毎年変わるので、必ず公式サイトで最新情報をチェックしてください。
1. JASSO 海外留学支援制度(学部学位取得型)
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対象:高校卒業後に、海外大学の学部課程(学士)に直接進学する日本人・永住者など
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金額:月額おおよそ 12.4万〜32.6万円(行き先の物価によって区分)、新規採用時に渡航支援金16万円
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条件:一定以上の成績(GPA2.30程度〜)と英語力(TOEFL iBT80点前後が目安)など
「英語圏の大学にフルで通う」という、まさにあのポスト主さんが目指していたルートを後押ししてくれる代表的な制度です。
2. JASSO 海外留学支援制度(協定派遣:交換留学)
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対象:日本の大学に在籍し、自分の大学と協定を結んでいる海外大学へ、半年〜1年程度の交換留学をする学生
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金額:地域ごとに 月額8万〜12万円程度 + 家計基準を満たせば渡航支援金16万円 〖文部科学省〗トビタテ!留学JAPAN – その経験が、未来の自信。
「4年間フルで海外大学はまだ怖いけど、1年だけ挑戦したい」という人にとって、現実的で使いやすい選択肢です。
3. トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム
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対象:日本の高校生・大学生・専門学校生など(日本国籍または永住)
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期間:28日〜1年以内の実践型留学(インターン、プロジェクト型などもOK)
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金額:
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月額 12万 or 16万円(家計基準を超える場合は月6万円)
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留学準備金 15万 or 25万円(地域により増額あり)
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授業料補助 30万円 など
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「型にはまらない、自分だけの留学プランを作りたい人」にとって、かなり心強い制度です。
4. 柳井正財団 海外奨学金プログラム
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対象:日本国籍の高校生で、アメリカ・イギリス・カナダのトップ大学への学部進学を目指す人
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金額:
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授業料・寮費・保険料の実費+年間US$15,000/£11,000などの生活支援金
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アメリカの場合、年間最大約US$115,000を上限として4年間まで支給
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家庭の負担を大きく減らして「ほぼフルサポート」に近い形で海外大学進学を支えてくれる、非常に手厚い財団です。
5. 笹川平和財団スカラシップ
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対象:社会課題の解決に意欲があり、指定された米・英の大学で学士号取得を目指す日本人
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金額:
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授業料・寮費・健康保険料などの実費
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年間 US$15,000/£11,000 の定額給付
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入学・卒業時の一時金(旅費など)も別途支給
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「将来、日本と世界の架け橋になるようなことがしたい」と考えている人には、とても相性が良い制度です。
6. 業務スーパージャパンドリーム財団 奨学金
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対象:日本の大学・大学院に在学し、最長12か月の海外留学・研修を計画している学生
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金額:
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月額 15万 or 20万円
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留学一時金 15万 or 25万円
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最大で合計約265万円の支援
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「1年だけでもいいから、本気で海外に出てみたい」という大学生向けに、かなり現実的な金額感でサポートしてくれます。
ここまで読んで、
「自分はどれに当てはまりそうか、正直よくわからない…」
と感じたら、一度いっしょに整理してみませんか。
30〜45分の無料オンライン相談(日本語/英語)では、
あなたの成績・英語力・家計のイメージをヒアリングしたうえで、
「どの奨学金にチャレンジできそうか」を一緒にマップにしていきます。
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情報のグレーゾーンを、一人で抱え込まないでほしい
ここまで読んで、もしかしたらこんな気持ちが出てきたかもしれません。
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「こんな制度、本当に自分でも狙えるのかな…」
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「親にどう説明したらいいか分からない」
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「条件とか締切とか、正直もう頭がパンクしそう」
その「よく分からないから不安」というグレーゾーンのまま時間だけが過ぎてしまうと、気づいたときには応募締切が終わっていて、あのXポストのような後悔につながってしまいます。
でも本来は、
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あなたの成績・英語力・家庭状況
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行きたい国・大学のイメージ
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いつ頃出発したいか(1年後?2年後?)
を一度整理すれば、「チャレンジできる奨学金」はちゃんと見えてきます。
「自分のことかも」と感じた人へ ― 無料オンライン相談のご案内
もし今、
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英語圏の大学に行きたいけれど、お金と奨学金が一番の不安になっている
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親に反対されていて、どう説明すればいいか分からない
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すでに大学・専門学校に通っているけれど、「やっぱり海外で学びたい」という気持ちが消えない
そんな状態なら、一度オンラインで一緒に整理してみませんか。
無料オンライン相談(30〜45分/日本語・英語)では、例えばこんなことを一緒に行います。
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現在の状況(学年・成績・英語力・家計のイメージ)のヒアリング
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あなたが狙えそうな奨学金の種類を「ざっくりマップ化」
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「いつまでに、何をやればいいか」のシンプルなタイムライン作り
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親御さんへの説明の仕方や、学校・AGとの役割分担の整理
「ちゃんと調べておけばよかった…」という後悔を、これ以上増やさないために。
今のモヤモヤをいったん言葉にしてみるだけでも、次の一歩がかなり見えやすくなります。
一人で抱え込まずに、まずは気軽にメッセージを送ってみてください。